市政の動き-議会報告
【20.08.30】No.2050 県への「新型コロナ対策」意見書を可決。正副議長などの新たな議会人事を決定
各常任委員会等の正副委員長などを選出 。共産党の牛野北斗議員が企画文教副委員長に
知立市議会は8月26日に臨時会を開催し、緊急を要する事件として本会議冒頭で愛知県への「新型コロナウイルス感染症拡大防止体制の強化を求める意見書」を全員賛成で可決しました。臨時会開催は、今後1年間の議会人事を決めるために開催され、議長に永田起也議員(立志会)、副議長に神谷文明議員(民友ク)、監査委員に小林昭弌議員(立志会)を選出。日本共産党の牛野北斗議員は企画文教委員会副委員長に選出されました。
PCR検査の抜本的拡充 感染経路の情報公開を
可決された愛知県への「新型コロナウイルス感染症拡大防止体制の強化を求める意見書」の内容は、以下のとおりです。
①国に対して、引続きPCR検査の抜本的拡充を強く要求すること。
②感染症が疑われる人が速やかにPCR検査が受けられるよう、医療機関等と協力し、検査場所を県下各地に設置すること。
③クラスターの発生を防ぐため、医療機関、介護・福祉施設及び保育・教育の職員にPCR検査を積極的に実施すること。
④陽性者が大幅に増加した場合に備え病床と軽症者のための宿泊療養施設の更なる確保に努めること。
⑤不安を抱える県民の相談に応えられるよう、保健所機能を充実させること。
⑥感染者の感染経路や傾向を、可能な限り県民に広く公開すること。
⑦感染者の報告だけでなく、東京都同様に概に退院した人数も報告すること。
愛知県の判断で医療・介護施設等でPCR検査実施を
厚生労働省は8月7日、有症者や「濃厚接触者」限定の行政検査を、「自治体の判断により、現に感染が発生している店舗等に限らず、地域の関係者を幅広く検査することができる」と都道府県等に事務連絡しました。これによると愛知県の判断で医療・介護現場、地域でのPCR検査(行政検査)が可能となるものです。
愛知県は国の感染症予防事業国庫負担金を活用し、速やかに実施すべきです。今回の国の方針は一歩前進ですが、「自治体の判断」でできる=自治体まかせは問題、国が主導して検査を抜本的に拡大すべきです。
日本共産党市議団の所属委員会など
【牛野北斗議員】
◆企画文教委員会・副委員長
◆予算・決算委員会
◆議会改革特別委員会
◆衣浦東部広域連合議会議員
=碧海5市(碧南市、刈谷市、安城市、知立市、高浜市)の消防・救急事務を所管する一部事務組合。
◆市議会だより編集委員会
【佐藤おさむ議員】
◆市民福祉委員会
◆予算・決算委員会
◆議会運営委員会
◆知立駅周辺整備特別委員会
福祉・暮らし一番の市政を目指します
9月定例会は9月8日開催され、一般質問、令和元年度決算などを審査します。みなさんが日頃、市政について感じていることや要望、困っていることなど、市議団までお寄せください。ご一緒に取組んで行きたいと思います。