市政の動き-議会報告

【23.06.17】NO.2182 6月議会補正予算で水道料金の基本料金4か月免除 物価高騰重点支援地方交付金で

民間保育所等給食費軽減対策支援事業や 学校給食の食材費等高騰対策事業も

   知立市は6月議会に、令和5年度知立市一般会計補正予算(第4号)を提出しました。内容は令和5年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の内、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を使って、①民間保育所等給食費軽減対策支援事業②水道料金負担軽減事業③学校給食費等高騰対策事業を行うものです。

水道料金の基本料金 4か月分を免除

  昨年、12月から3月まで水道の基本料金が免除されましたが、今年度には、徴収されていました。
 5月24日の臨時議会で令和5年度一般会計補正予算(第3号)電力・ガス・食料品等価格高騰支援給付金で住民税非課税世帯に3万円を支給する議案が審議された折り、日本共産党の中島たかし議員は質疑を行い、最後に次のように主張しました。
「今回の両事業(子育て世帯支援と生活困窮世帯支援)での対象世帯は約6千世帯であり、対象世帯と同程度の収入でありながら、物価高騰で苦しんでいる世帯は多い。4月から下水道料金も上がっている中、公平性の観点から幅広い支援事業として、3月まで実施していた水道の基本料金免除等の施策も必要ではないか」と。
 6月議会での提案は、令和5年8月検針分と10月検針分の合計4か月・2期分の免除です。予算額は1億1430万円です。

 

民間保育所等給食費軽減 学校給食食材費高騰対策は

   いずれの事業も、物価高騰を受け、給食費の増額が見込まれる分を市の負担で補い、保護者負担を増やすことなく給食の質を確保するため、実施するもので、評価されます。
 ただ、いずれの事業も応急処置的なものです。さらに、子育て支援の恒久的支援として、全国でも、近隣市でも実施に踏み出している、3歳未満児の保育料無料化や学校給食費無償化も積極的に検討すべきではないでしょうか。

~コラム~  愛知平和行進が知立に  林市長が今年も激励の挨拶

   6月3日(土)あいち平和行進が知立市に入り、午前9時から中央公民館前で出発式が開かれました。集会では、林市長が「被ばく、戦争体験を語り継ぐ人が少なくなる今、戦争を知らない人が語り継いでいくことが大切。市では平和教育として絵本の読み聞かせや、体験を聞く会などを行っている。平和を願う知立市民の声を届けてほしい」と激励のあいさつしました。

 たくさん寄せられた折り鶴~平和への思いが一杯~
市職員や市民が折った折り鶴やペナントが託されました。集会では中島たかし議員や新婦人の会、9条の会知立の代表も挨拶。その後、3年ぶりに知立団地6号公園を経て、刈谷の野田公園まで、平和行進を行いました。当日の参加者は70人、折り鶴は2千羽、ペナント14本、募金2万3千円余が託されました。

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