市政の動き−議会報告
【15.06.05】【あいち平和行進】雨のなか、中央公民公民館前で核廃絶に向け、出発集会を開催。
林市長があいさつ、行進にも参加
核兵器廃絶2015年あいち平和行進、知立市〜刈谷市コースの出発集会が6月3日、午前9時30分から知立市中央公民館前で開催されました。林市長は出発集会であいさつし、平和の大切さにふれ、知立市の平和行政について報告。JA前まで行進に加わり、行進団を激励しました。市議会からは、日本共産党の佐藤修議員があいさつしました。
例年、約10万人が参加:今年は平和行進57回目
平和行進は例年、全国47都道府県、延べ1万キロを結ぶ11の幹線コースに約10万人が参加し、被爆国民の原水爆禁止の願いを草の根から広く結集する国民的共同の行動です。被爆70年の今年は、57回目の平和行進にあたります。
あいち平和行進は5月31日〜6月11日間で、今年も「原爆の火」を先頭に、「再び被爆者をつくるな」「核兵器をなくせ」と県内行進をし、原水爆世界大会が開かれる広島をめざします。
東京・夢の島から広島まで通しで行進する、年金者組合の女性の方は集会あいさつで、「知立市までの歩数が72万歩になった」と報告。一歩一歩に核兵器廃絶の願いを込めて歩いきたことが伝わってきました。また、フィリピィンから参加した青年は、日本語と英語であいさつ、「この行進は、核兵器をなくすだけでなく貧困などをなくす運動」とあいさつしました。
戦後70年事業の実施を・・市長あいさつで表明
林市長はあいさつで、「原爆や戦争を体験された方が少なくなる中、今後は原爆や戦争を体験していない世代が、この悲惨な体験を語り継ぎ、平和について考えていかねばなりません」とのべ、現在、実施している『原爆パネル展示」などに加え、「戦後70年事業として歴史民族資料館にて『戦争を忘れない! 知立市民の記憶』を企画し、実施」すると紹介しました。
平和の願いを込め折鶴を行進団に託す
集会最後に市から、折り鶴が行進団に贈呈されました。市の原爆パネル展示にあわせ、市民に呼びかけ折ってもらった折り鶴です。