【25.07.27】NO.2283 後期高齢者全員に医療資格確認書 マイナ保険証登録者は申請必要
紙の健康保険証復活が最も合理的 国保被保険者にも全員に資格証明書を
7月31日で有効期限切れになる後期高齢者医療被保険者全員に「後期高齢者医療資格確認書」が簡易書留で送られています。突然の送付に「これは何」と戸惑う人も。資格確認書は昨年12月2日以降発行されなくなった健康保険証の代わりにマイナ保険証を使わない人が健康保険証の代わりに利用できるものです。他の健康保険加入者にはマイナ保険証を持たない人には「資格確認書」、マイナ保険証利用者には「資格内容のお知らせが」送られてきます。
資格確認書の交付対象者
◆申請しなくても交付される人
・マイナンバーカードを取得していない人。
・マイナンバーカードを取得しているが、健康保険証利用登録を行っていない人。
・マイナ保険証の利用登録解除を申請した人。
・マイナカードの電子証明書の有効期限切れの人。
・後期高齢者医療制度に加入しているか新たに加入する人。
◆申請により交付する人
マイナカードでの受診が困難な高齢者や障がい者、マイナカードの紛失・更新中の人。申請により資格確認書が交付された人は更新時の申請は不要です。
資格確認書の有効期限は5年以内で保険者が設定することになっており、後期高齢者医療、国保は1年です。
マイナ保険証利用率 4月28・65%
マイナ保険証の利用率は5月23日の厚労省発表で対前月+1・39%の28・65%でした。この数字はレセプトの請求を元に出したものであり、同一人が何回も利用しており、マイナ保険証保有者に対する 利用率ではありません。利用者率はわずか13・3%にすぎず、多くの国民は使用していません。
25年度には大量の更新手続きが発生
25年度に更新時期を迎えるマイナカードは1200万枚、電子証明書の期限切れになるカードは1580万枚です。今でも、マイナ保険証の使用時トラブルは続いており、7月末の国保保険証の更新では、マイナ保険証を持たない人への「資格確認書」の発行、マイナ保険証所持者への「資格情報のお知らせ」さらに戸籍へのふりがな表記に伴う確認手続きも重なり、市役所職員の負担は大変なものになります。紙の健康保険証を残しておけば、膨大な費用と業務の負担増も起きませんでした。せめて、国保も被保険者全員に「資格確認書」を送れば市の負担は半減します。
道路にはみ出た空家の庭木 所要の手続きを経て、市が代執行
昭和4丁目地内の住民から昨年、中島たかし議員に「道路にはみ出した空家の庭木を切ってほしい」と要請があり、土木課に連絡したところ「所有者と連絡が取れないので困っている。とりあえずトラ柵を置いてある」との回答でした。今年になって枝はさらに伸びて道路の真ん中付近まで伸びて、交通事故の危険性もあり、区長要求も出され、早急な対応を求めました。市は所有者に簡易書留で、期限をきって対応を求めましたが、期限までに回答が無かったため、業者に剪定作業を依頼し、きれいになりました。費用は所有者に請求するとのこと。同様な事例は市内の各所でも起こっており、迅速な対応ができるような基準策定が求められます。